へんないきもの

僕の大好きな本、タイトルは「へんないきもの」です。

哺乳類、爬虫類、魚、昆虫、小さい頃から命あるものすべてに興味がありました。
上記は、一部を除き好きな人もたくさんいるでしょう。しかし僕が1番興味を持ったのは、顕微鏡を使わないと見る事の出来ない微生物でした。 

家業が酒屋というこの家に生まれなければ、多分微生物などには興味を持たなかったでしょう。
酒、味噌、醤油、酢、みりん、納豆、かつおぶし、漬物、チーズ、ヨーグルト、 これらすべて微生物の造りだした加工食品です。  微生物といってもカビ、酵母、細菌と大別されます。 そしてこの3種類全てが関わることによって出来た芸術品とも言うべき作品が『日本酒』です。
カビはこうじを造る麹菌、細菌は酒母を守る乳酸菌.硝酸還元、酵母はアルコールを生成する酵母、この三者三様の能力をむかーーーしの人が実にうまく、絶妙に利用したのです。
凄ーーいと思いませんか?   
僕はこの”超”能力のある単細胞生物に魅せられ、大学でとてもたくさんの微生物と触れ合いました。
(表情も何もないが・・・)

その延長で地球上には得体の知れない生物や、まだ知られていないスゴーイ能力を持った生物がいないかとても興味がありました。そんな僕の僕の望みをかなえてくれた1冊です。

へんないきもの

地球上にはまだまだ知名度の低い『へんないきもの』がたくさんいることに驚かされます。

1種類だけ紹介すると、

「ボネリムシ」 

 海生の無脊椎動物で、小芋ほどの本体に長い口吻がくっついている。この口吻はエサ探しの為2メートルも伸びる。だけどこれはメスだけの話で、オスは?というと体積で20万分の1しかない。
雌雄の比率がここまで馬鹿げて極端な例は他にない。
ボネリムシの幼生は雌雄未分化の状態にあり、その時期に成体のメスに見つかってしまうと、幼生はメスに吸いこまれてしまい、そしてメスの体内でオスに成長する。face_08

それ以後オスは、メスの子宮の小部屋で生涯過ごす事となる。巨大なメスに全てをゆだね、栄養も体表を通して直接もらうため消化器官さえもたない。しかし口はある。
食う為でなく、精子を放出する為だ。こうして一生をメスの体内で終える。
幼生の時、成体のメスに吸いこまれずに生き延びるとめでたくメスへと成長する。

この生物を知った時、『どちらが幸せなのか』 正直考えさせられた。
「こんな生物が海底にいるんだ~」 なんの為に?
命あるもの全てにその存在意義があるとは思うが、このオスには同情してしまう。(そんな事を考えられるような知能は全くもってないけど)

でも中には「このオスのように生きていたい」という方もいたりして・・・face_02

上記以外に50種くらい紹介されています。全く知らないものから、有名な動物でもあまり知られてない事があったり。 図鑑のように絵つきで紹介されていますが、その説明文が堅苦しくなく、ユーモラスに書かれているので笑えもします。
生物の不思議がおもしろくわかりますよ。


ぜひ、読んでください。

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